「ポイ活」商標出願、多方面に影響の可能性 東証グロース上場の東京通信が出願

東京通信

買い物などで貯めることができるポイントを獲得する活動を表す「ポイ活」が、特許庁に6月8日付けで商標の出願がされていたことがわかった。

6月16日付けで特許庁が公開商標公報として公開した。出願したのはスマホ向けアプリ事業を手掛ける、東証グロース市場に上場している東京通信。出願番号は「商願2022-65428」。

出願した分類は、広告業やポイントカードの利用に関する情報の提供、懸賞やクイズ、アンケート、ゲームの実施などの情報提供などが含まれる第35類など3つ。

Googleで「ポイ活」と検索すると、約1,410万件がヒットし、オンライン広告の利用でポイントが貯まるサービスを運営するサイトなどが上位に表示されるなど、幅広く利用されている言葉で、仮に商標が登録に至れば、これらのサービスなどでは「ポイ活」という言葉が利用できなくなり、多方面に影響が及ぶ可能性がある。