リニアL0系改良型、10月に一般向け試乗会 最高時速500キロで走行

JR東海 リニアL0系改良型

JR東海は、山梨リニア実験線で走行試験を行っている「L0系改良型試験車」の体験乗車を10月に開催する。5月の初回、7〜8月の2回目に続く3回目。

営業運転で予定している時速約500キロの高速走行を、全長約40キロの実験線で体験できる。10月25〜27日の3日間、各日6回設定する。体験時間は各回約30分。募集定員は各回20組40名で、1回の応募につき最大2組、日時は第3希望まで申し込める。料金は1組2名で4,400円。1名でも応募できるが、申し込み時点で12歳未満の場合は同行者が必要。

申し込みは8月26日午前10時から9月14日まで特設サイトで受け付ける。申し込み多数の場合は抽選。JR東海によると、過去の体験乗車では昼前後の回に申し込みが集中する傾向があり、「それらを避けてお申し込みいただくことをお勧め」するという。

試験車は7両編成のうち1〜5号車は従来型L0系、6・7号車は改良型L0系という編成を組んでいる。改良型L0系は2020年8月17日から走行試験を開始した。同月には実験線の設計最高速度となる時速550キロでの走行試験を実施している。