JAL、成田〜コナ線2年4か月ぶり再開 初便は搭乗率80%超

日本航空(JAL)は8月2日、東京/成田〜コナ線の運航を再開した。2020年3月24日を最後に運休して以来、約2年4か月ぶりの再開となる。

9月末までの2か月間、ボーイング767-300ER型機で基本的に火・木・土曜の週3便運航する。再開初便の東京/成田発JL770便(機体記号:JA619J)は全199席のところ、166名(うち幼児2名)が利用。ビジネスクラスは24席が満席になった。夏休みシーズンとあって、多くの家族連れが搭乗ゲート前に設けられたパネルの前で記念撮影する姿が見られた。駐機場でJALのスタッフが横断幕とペンライトを持って見送る中、同便は午後9時57分に出発した。コナには現地時間午前10時50分に到着する。

JALのハワイ路線は、8月1日に名古屋/中部〜ホノルル線の運航が再開した。現在では、今般再開した東京/成田〜コナ線に加えて、東京/羽田〜ホノルル線が1日2便、東京/成田〜ホノルル線が1日1便と臨時便、大阪/関西〜ホノルル線が週3便程度、名古屋/中部〜ホノルル線が週2便程度運航。グループのZIPAIR Tokyoも東京/成田〜ホノルル線を1日1便運航している。

JALによると、8月2日は東京/成田を出発するJALとZIPAIRのホノルル線2便、コナ線1便で、計約600名が出発した。また、東京/羽田・大阪/関西発を合わせた2社計6便では、約1,200人がハワイに向かったという。8月のハワイ線全体では、路線によって満席便があるなど、お盆期間を中心に「予約率は想定より高く推移している」(JAL・大八木淳子成田空港支店長)という。

■ダイヤ
JL770 東京/成田(22:00)〜コナ(10:50)/火・木・土
JL779 コナ(12:50)〜東京/成田(16:35)/火・木・土

▲初便の乗客に配られたステッカー