JR北海道のキハ281系、9月末で定期運行終了 10月に「スーパー北斗」リバイバル

キハ281系

JR北海道は、キハ281系の定期運行を9月30日で終了する。

定期運行としてのラストランは、午後5時52分函館発の「北斗19号」になる見込み。ラストランに向け、8月下旬頃から「キハ281-901」の塗装とロゴマークをデビュー当初のデザインに変更する。

キハ281系は1994年3月に、函館〜札幌駅間の特急「スーパー北斗」としてデビュー。2020年3月14日のダイヤ改正で同社の特急から「スーパー」の名称が廃止されたことに伴い、同日から特急「北斗」に改称して運行されている。同車両の引退後は、キハ261系での運行に切り替える。

定期運行終了後の10月22日・23日には、かつての列車名「スーパー北斗」として函館〜札幌駅間を各日1往復する。往路は午前8時25分頃函館発、午後0時16分頃札幌着。復路は同0時38分頃札幌発、同4時37分頃函館着。往復とも途中停車駅は東室蘭のみ。編成は通常の7両に「キハ281-901」を連結した8両で、全車指定席となる。