双日、ジャプコンと岡山航空を子会社化

双日は、ビジネスジェットなどの航空機の売買・運航受託・整備などを手掛けるジャプコンと、完全子会社の岡山航空を子会社化した。

双日は両社を完全子会社化し、日本国内利用を主目的とするビジネスジェットの販売や整備拠点、運航機能を具備し、国内市場へ新規参入する。これにより、国際ビジネスジェット事業とのシナジーや、将来的な空飛ぶクルマでのオペレーターを目指す。

ジャプコンは、2001年に小型機の運航受託・整備事業を開始し、現在はテキストロン・アビエーションのプロペラ機の総販売代理店や同社認定整備工場、ガルフストリームのG650、G550機体指定ワランティセンターを有する。岡山航空は、1989年に設立。航空機の運送事業、訓練等使用事業、運航受託事業を手掛け、整備事業では、テキストロン・アビエーション認定整備工場やその他航空機関連メーカーのサービスセンター業務を展開している。

双日は、2003年からビジネスジェット事業を開始。2005年に運航管理事業に参画し、2017年には米国籍機体の運航管理を担うPhenix Jet Internationalを設立、2021年にはケイマン国籍機の運航管理を行うPhenix Jet Caymanを設立している。