「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」、7月1日開業 国立がん研究センター東病院敷地内でがん治療に特化

三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド

三井不動産と三井不動産ホテルマネジメント、国立がん研究センターは「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」を7月1日に開業する。

柏の葉スマートシティ内のがん専門病院・国立がん研究センター東病院(NCC東病院)の敷地内に位置する。これまで、NCC東病院に連日の通院が難しかった人や、付き添いの家族の利便性向上を図ることで、より多くの人が治療を受けることができる滞在環境を目指すという。

建物は地上7階建て、客室は7タイプ145室を設ける。症状や滞在日数等に応じて、約22平方メートルから最大約60平方メートルの客室を選択できる。全室に転倒防止バーや、専任のケアスタッフに通じる呼出ボタンを設ける。中長期の滞在にも対応できるようキッチンや洗濯機を備えた客室、オストメイト対応のシンク・シャワー付のトイレや、前広便座を採用したトイレなどを設置した客室も用意する。2階の一部には、NCC東病院が外来拡張エリアを設け、10室の診療室のうち2室は、オンライン診療の環境を整える。

そのほか、病院と連携した24時間体制の支援サービスや、AIカメラを使った緊急対応と、ロボットによる食事配送の試験導入や、デバイスでバイタルデータを測定するサービスも実施する。館内施設には、カフェ&レストランやラウンジ、コンビニなどがある。

アクセスは、つくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅から車で約5分。

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