フードジャーナリストが本気で選ぶ地方の美食・札幌編【はんつ遠藤の全国本気グルメ】

町のすし家 四季 花まる(はなまる)

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四方を海で囲まれている北海道ゆえ、寿司も秀逸。高級店は勿論美味ですが、コスパ的に卓越しているのが「町のすし家 四季 花まる」。回転寿司「花まる」の上位バージョンで、開店しないタイプ。生うに、自家製すじこ醤油漬け、生ほたて、活ほっき、さらには、たらば蟹のふんどし、まで。北海道ならではの利点を活かした旬の海鮮はもちろん、「私たちとお客様、みんなの花まる。」というコンセプトの居心地の良さまで、まさに敬服致します!

住所:北海道札幌市北区6条西2丁目 JR TOWER PASEO WEST B1F

クロッキオ

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大都会の札幌ゆえ食の宝庫なので、イタリア料理も相当な実力。中でも「クロッキオ」はスゴイです。大評判で予約必須ですが、女子力を活かしたフレンドリーな雰囲気で楽しさも。いわゆるオステリアですが、フレンチ的な「サバのテリーヌ」のしっとりとしたマリネのサバが看板メニュー。「もち豚とフォアグラのテリーヌ」も美味しく、バリラ社の乾麺や生パスタを使用したパスタも美味。店内も手作りというアットホームさも、また素敵です。

住所:北海道札幌市中央区南3条西8丁目7番地 狸小路内
電話番号:011-207-3522

ラムハウス QUEQUERE(ケケレ)

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札幌でジンギスカンといえば「だるま」を始めとして有名店が続々。でも僕的に最高なのが、こちら。完全予約制ですが、看板メニューが「絶品!ラムの刺身」!スゴすぎ。冷凍じゃなくチルドなんです。アイスランドから生後6か月のラムを1/4頭買いなさっているそうで、まさに新鮮で臭み無く、甘味を感じます。焼きは「特上ラム肩ロース」。ジューシーでミルキーなテイスト。それを約20種類のスパイス使用の塩だれでいただくのがベストです!

住所:北海道札幌市中央区大通西16-1-11
電話番号:011-611-0299(要予約・2名から)

■プロフィール  
はんつ遠藤
1966年東京生まれ。早稲田大学卒。不動産会社勤務を退職後、海外旅行雑誌のライターを経て、フードジャーナリスト&C級ホテル評論家に。飲食店取材軒数は1万軒を超える。主な連載は「週刊大衆」「東洋経済オンライン」など。著書は「取材拒否の激うまラーメン店」(廣済堂出版)など27冊

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