JALとJALUX、産直輸送の取り組み開始 第1弾はオホーツクの生ホタテ

日本航空(JAL)とJALUXは、生産地から首都圏への産地直送の取り組みを開始する。

第1弾として、オホーツク産の生ホタテを、水揚げの後に梱包し、女満別空港から羽田空港へ空輸し、首都圏の小売店舗へ輸送する。6月3日から12月下旬にかけて、首都圏のスーパーなどで販売する。第2弾は今夏に、北海道十勝地域の「有機朝採れとうもろこし」を輸送する予定だという。

JALは地域活性化の取り組みの一環として、地元生産者のネットワークと航空貨物輸送を活かし、全国の新鮮な食材などの催事販売を百貨店と連携して行っていた。JALUXも、非航空領域での市場開拓を行い、羽田空港から首都圏へのスムーズな流通網を構築していた。