香港政府、非香港居民の入境再開 5月1日から

香港国際空港(HKG)

香港政府は、非香港居民の入境を5月1日から再開すると発表した。

4月の1日あたりの入境者数は平均約1,200人程度であるものの、新型コロナウイルスの陽性者が見つかった割合は、1月〜3月の約3%から1%に減少していることに伴うもの。

香港IDや長期滞在査証などを持たない、非香港居民の入境を再開する。ワクチンが接種済みで指定検疫ホテルに滞在する条件も求められる。日本国籍者は観光などの目的であれば、査証免除措置が適用される。

また、香港国際空港到着時の検査に迅速抗原検査を追加し、5月初旬から実施する。結果が陰性であれば指定検疫ホテルへ移動し、ホテルでPCR検査結果を待つ必要がある。

航空便の運航停止基準も緩和する。5月1日以降は、到着時の検査で乗客の5人以上もしくは乗客の5%以上のいずれか多いほうの感染者、もしくは到着時検査で3人以上の感染者かつ要件を遵守せずに搭乗した人が存在する場合に、5日間運航を禁止する。4月1日から20日までの間、25便を対象に7日間運休としていた。