デルタ航空、ロサンゼルス国際空港に新たな「デルタ スカイクラブ」を開設 テラスも完備

デルタ航空は、ロサンゼルス国際空港第3ターミナルに新たな「デルタ スカイクラブ」を、4月20日にオープンした。

ロサンゼルス・ワールド・エアポーツ(LAWA)と23億米ドルを共同投資し、第3ターミナルの整備を行っている。第1期工事は予定より約1年半前倒して完成しており、2023年にも完成する予定。

「デルタ スカイクラブ」は、第2ターミナルと第3ターミナルの間の出発階に設ける。広さ約3万フィート以上で、デルタ航空のラウンジの中で最大級の広さとなる。第2ターミナルの2つのラウンジのうち、広いラウンジは引き続き営業しており、約800名が同時にラウンジを利用できる。

電話ボックスや劇場型シートなど、様々なニーズに対応する座席のほか、授乳室、8つのシャワールームも完備する。イタリアから取り寄せたガラスタイルを使った美しいモザイク壁画でハリウッドの黄金時代の雰囲気を再現した「コーヒー・グロット」、デジタル作品、彫刻、地元アーティストをフィーチャーした作品を展示する「ザ・ギャラリー at LAX」のほか、ロサンゼルスのダウンタウンやハリウッドヒルズを一望できる全天候型のテラス席「スカイデッキ」も用意した。

ダイニングでは、季節ごとに新鮮な食材を使用したフードビュッフェやドリンクセンターを設ける。また、地元産の食品や飲料にスポットライトを当てた「フレッシュ・ファーム・プログラム」も展開する。6月1日からは、地元出身のシェフによる地元の料理を提供する。

2023年の完成時には、第2ターミナルと第3ターミナルで合わせて27か所の搭乗口を擁する、広さ120万平方フィートの複合施設となり、トム・ブラッドレー国際線ターミナルとつながる。

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