高輪ゲートウェイに「JWマリオットホテル東京」、2024年度末にも開業へ

JR東日本とマリオット・インターナショナルは、高輪ゲートウェイシティ(仮称)に、「JWマリオットホテル東京」を開業すると発表した。2024年度末の開業を目指す。

高輪ゲートウェイシティは、高輪ゲートウェイ駅と国道15号線の間に建設し、オフィスや商業施設などが入居する3つの複合棟と、エキシビションなどが開催できる文化創造棟、住宅棟を設ける。ホテルは地上30階・地下3階建ての複合棟Ⅰ南側の22階から30階部分に入居し、客室約200室とオールデイダイニングやバーなどのレストラン、プール、フィットネスセンター、スパを備える。

内装デザインは、ロンドン・エディションなどを手掛けたヤブ・プッシェルバーグを起用した。「禅」のイメージから、日本らしい深い藍色をアクセントカラーとし、バランスの取れた繊細かつエレガントなデザインとした。ゲストが文化的な幅の拡がりを経験し、ウェルビーイングの向上を体験できる場としてデザインしたという。

「JWマリオットホテル」は、世界33か国・地域に106軒、このうちアジア太平洋地域で33軒を展開している。。2026年までに28軒のオープンを予定している。日本では2軒目、首都圏初進出となる。

高輪ゲートウェイ全体の総事業費は5,800億円程度を見込む。当初は5,500億円としていた。