ジェットスター・ジャパン、エアバスA321LR型機を7月1日から路線投入 6月に受領へ

ジェットスター・ジャパンは、エアバスA321LR型機を受領し、7月1日から定期便に投入すると発表した。

エアバスA321LR型機には、全席エコノミークラスで238席を備える。座席はレカロ製のBL3710で、USBポートやモバイル端末用ホルダーも設けた。航続距離は約7,400キロに長くなるほか、客室乗務員は5名が乗務し、積載可能コンテナ数は10個に増える。2号機は年内、3号機は来年の受領を予定している。国際線の状況を踏まえ、投入を検討する。

尾翼の塗装はコーポレートカラーのオレンジで、2層のコーティングを施すことで、より塗装が長持ちするようになったほか、塗料の重量を最大30%削減できるという。燃費効率が向上し、二酸化炭素排出量も削減できる。

初便は東京/成田発福岡行きのGK503便で、その後は東京/成田行きのGK502便、札幌/千歳行きのGK111便、東京/成田行きのGK110便、札幌/千歳行きのGK119便、東京/成田行きのGK120便に投入する。これにより、東京/成田〜札幌/千歳・福岡線の全供給座席数が7%増える。

定期便投入前日の6月30日には、成田国際空港発着の周遊フライトを実施する。5月14日から6月15日まで一般販売を予定している。

■ダイヤ
GK503 東京/成田(07:10)〜福岡(09:15)
GK502 福岡(10:05)〜東京/成田(11:55)
GK111 東京/成田(12:55)〜札幌/千歳(14:40)
GK110 札幌/千歳(15:30)〜東京/成田(17:05)
GK119 東京/成田(18:00)〜札幌/千歳(19:55)
GK120 札幌/千歳(20:45)〜東京/成田(22:20)

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