ユナイテッド航空、二酸化炭素からSAFを製造するセンビタ・ファクトリーに出資

ユナイテッドエアラインズ・ベンチャーズとオクシ・ローカーボン・ベンチャーズは、アメリカ・ヒューストンのバイオテクノロジー企業、センビタ・ファクトリーと協業すると発表した。

センビタ・ファクトリーは、二酸化炭素と合成微生物による合成バイオ技術で、持続可能な航空燃料(SAF)を製造し、商業化を目指している。ユナイテッドエアラインズ・ベンチャーズとオクシ・ローカーボン・ベンチャーズは、二酸化炭素を炭化水素に変換し、SAFとして供給するセンビタ・ファクトリーの開発事業に共同出資する。性能が目標に達した場合には、合弁事業を立ち上げる。

ユナイテッドエアラインズ・ベンチャーズによる、SAF関連での投資は3社目。この他にも、二酸化炭素回収技術や水素電気エンジン、電動リージョナル航空機、アーバンエアモビリティなどへの戦略的投資を進めている。

ユナイテッド航空は2021年12月に、2基のうち1基のエンジンにSAFのみを使用した旅客便を、航空史上初めて運航した。2021年9月には、アルダー・フューエルズから15億ガロンのSAFの購入に合意した。また、フルクラム・バイオエナジーから最大9億ガロンのSAFを購入するオプションを有している。

詳細はこちら