アエロメヒコ航空、チャプター11による経営再建を完了

アエロメヒコ航空

Grupo Aeroméxico(アエロメヒコ航空)は、連邦破産法第11条(チャプター11)による経営再建を完了した。

1月と2月に開催した株主総会の決議が有効となり、再建後の筆頭株主はアポロ・グローバル・マネジメントが運用するファンド、デルタ航空、既存と新規のメキシコ人投資家などとなる。アンドレス・コネサ最高経営責任者(CEO)らが、引き続き取締役として会社を率いる。メキシコの外国投資法や規則に準拠した新取締役会も組織した。

アエロメヒコ航空は、再建中にも事業を拡大し、6路線を新規開設、30路線以上を再開した。現在は国内外84路線を運航しており、マドリード経由でヨーロッパにも路線を展開している。ロンドンへの運航再開も見込み、2022年には22機を新たに受領する。これにより、2022年末には145機を保有し、平均機齢は7年となる見通し。

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