ANA、欧州線は南回り運航継続 中部・関空行きも設定、3月11日〜15日運航計画

ANA

全日本空輸(ANA)は、3月11日から15日にかけてのヨーロッパ路線の運航計画を発表した。

日本発の旅客便は、東京/羽田発フランクフルト行きと東京/成田発ブリュッセル行きを1日1便運航する。3月14日には東京/成田発フランクフルト行きの貨物便を設定する。

現地発の旅客便は、フランクフルト発東京/羽田行きを1日1便運航する。ブリュッセル発東京/成田行きは3月11日を除いて1日1便を運航する。3月11日にはブリュッセル発名古屋/中部行き、3月14日にはフランクフルト発大阪/関西行きを設定する。ロシア領空を回避し、中央アジアを経由する「南回り」ルートで飛行するため、出発や到着時間の変更、遅延が発生する場合もある。

当初の計画では、旅客便36便、貨物便10便の計46便を運航する計画だった。運航便数は旅客便21便と貨物便1便の計22便。影響旅客数は約1,170名。

ANAは3月4日から、南回りの中央アジア上空を飛行するルートで運航開始。天候が不安定となる際や貨物重量が増加した場合でも、定期便の就航空港であるウィーンなどを中継地として活用することができるしていた。東京/成田〜ブリュッセル線の場合、飛行時間は成田発が約15時間30分、ブリュッセル発が約13時間となり、それぞれ通常より約1時間、約2時間半長くなる。

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