フィンエアー、日本路線は風の状況でルート選択 北回りか南回り

フィンエアー(エアバスA350-900型機)

フィンエアーのトピ・マナー最高経営責任者(CEO)は、 ロシア領空を通過しない航路で3月9日から運航を再開する東京/成田〜ヘルシンキ線を、北回りもしくは南回りを風の状況に応じて選択して飛行することを明らかにした。

フィンエアーは、1986年に日本に就航。就航当初はアラスカから北極上空を飛行する北回りのルートを飛行していた。

所要時間は東京/成田発が13時間20分、ヘルシンキ発が13時間となる。従来の所要時間は東京/成田発が10時間15分、ヘルシンキ発が9時間30分だった。東京/成田発は北回り、ヘルシンキ発は南回りが偏西風の影響を最も受けないとされている。

運航日は東京/成田発が水・金・土・日曜、ヘルシンキ発が火・木・金・土曜の週4日。発着時間も変更となり、東京/成田発のAY074便は午後10時40分に出発し、ヘルシンキに翌日午前5時に到着。ヘルシンキ発のAY073便は午後5時30分に出発し、東京/成田には翌日午後1時30分に到着する。

■ダイヤ
AY074 東京/成田(22:40)〜ヘルシンキ(05:00+1)/水・金・土・日
AY073 ヘルシンキ(17:30)〜東京/成田(13:30+1)/火・木・金・土

詳細はこちら