JAL、11代目ディズニー特別機「DREAM EXPRESS FANTASIA 80」運航終了 最終日は羽田〜福岡2往復

日本航空(JAL)は、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約による特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA622J)の運航を、きょう2月28日をもって終了した。ラストフライトとなった福岡発、東京/羽田行きJL330便は、午後9時25分に羽田空港に到着した。

1940年公開のディズニー映画「ファンタジア」公開80周年を記念し、ミッキーマウスの誕生日にあわせた2020年11月18日に就航した機体で、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約により「ドリームエクスプレス」と名付けられる特別塗装機としては11機目だった。機体両側面には、同作に登場する魔法使いの弟子の姿をしたミッキーマウスと、ミッキーが羽織るローブの赤色が大きく描かれていた。計180枚のデカールが使われ、デザイン面の全体サイズは縦4.85メートル、横36メートル。JALによると、これまでのドリームエクスプレスの中で、描かれているミッキーマウスの顔のサイズが最も大きかったという。機内品も特別デザインで、ミッキーマウスが描かれた3種類のヘッドレストカバーや、6種類のドリンク提供用紙コップが用意されていた。

東京/羽田〜札幌/千歳・大阪/伊丹・福岡・沖縄/那覇などの国内幹線を中心に約1年4か月間運航され、最終日となったきょう2月28日は東京/羽田〜福岡線を2往復した。

▲羽田発最終便となった福岡行きJL327便

▲特別デザインのヘッドレストカバーが用意されていた客室内

▲機内で提供していた特別デザインの紙コップ