フィンエアー、ロシア領空通過便を1週間運航停止 日本線も

フィンエアー(エアバスA350-900型機)

フィンエアーは、ロシア領空を通過するフライトを1週間停止すると発表した。

2月28日から3月6日にかけて、ヘルシンキと東京/成田、大阪/関西、ソウル/仁川、上海/浦東、広州のアジア各地のほか、モスクワとサンクトペテルブルグを結ぶ旅客便と貨物便の運航を停止する。香港線は3月末まで、すでに運航を停止を発表している。

この他の、ヘルシンキやストックホルムとバンコク、プーケット、シンガポール、デリーを結ぶ旅客便と貨物便の運航は継続するものの、ロシア領空を回避するために運航経路を一部変更することから、所要時間が1時間程度長くなるとしている。これ以降のロシア領空の通過については、今後発生する規制の変更が明確になった後に決定する。

影響を受ける利用者に対しては、他の便で目的地へ向かうことができるよう最善を尽くすとしている。払い戻し規定も変更し、3月13日までの間に日本や韓国、中国便を利用する人の無手数料での払い戻しを受け付ける。ロシア便は当面の間、全額払い戻しが可能だという。

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