エティハド航空、エアバスA350Fを7機発注へ

エアバスA350F

エティハド航空は、7基のエアバスA350Fの発注に向けた基本合意書に調印した。また、エアバスA350型機全機種をサポートするため、フライト・アワー・サービス(FHS)の導入を決めた。

エティハド航空グループのトニー・ダグラス最高経営責任者は、「エティハド航空はエアバスとの関係を拡大し、この素晴らしい航空機を将来の当社の貨物機の一部に加えることができることを嬉しく思っています。当社の貨物事業は引き続き高いパフォーマンスを発揮し、世界で最も若く燃費の良い航空機をベースに、より持続可能な未来に向けて取り組んでおり、エアバスA350Fの追加は当社の長期貨物戦略の推進と、CO2排出量を50%削減する2035年の目標達成に重要な役割を果たすでしょう」と述べた。

貨物専用機のエアバスA350Fは、大型のメインデッキ貨物ドアを備え、最大で109トンの貨物を積載できる。先進素材を採用することで、離陸重量は30トン軽く、燃費や排出量は競合機より20%以上削減できる。すでに5社から29機の確定発注、発注意向を受けている。