JAL、2021年4月〜12月は1,283億円の赤字 キャッシュバーン解消

JAL JA10XJ A350-900

日本航空(JAL)は、2022年3月期第3四半期(2021年4月〜12月)の決算を発表した。

売上収益は4,984億円(前年同期比39.8%増)、営業費用は6,879億円(同5%増)、EBITは1,833億円の赤字、純損益は1,283億円の赤字だった。第3四半期にはEBITDAが黒字化し、キャッシュバーンも解消した。

ハイブリッド・ファイナンスで総額3,500億円を調達したことにより、財務状況は健全な水準を維持している。期末時点での現預金は5,183億円で、未使用のコミットメントライン3,000億円も維持している。実質固定費は3,467億円となり、前年同期比で228億円減った。年間では4,700億円程度への抑制を見込んでいる。

通期の業績見通しは据え置く。期末配当は無配とする。

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