JR九州など、大分県由布院エリアでMaaS実証実験を2月1日より開始

JR九州

由布院地区におけるMaaS実証実験実行委員会は、2月1日から大分県由布院エリアを拠点としたMaaS実証実験を開始する。

トヨタファイナンシャルサービスが開発・提供するマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」を使用して、由布院エリアを訪れる観光客の利便性向上を目指すとしている。

「mu route」では、あらゆる移動手段をつないで目的地までの最適な経路を提案することができるほか、ルート検索から一部の交通サービスの予約・決済までが完結する。加えて、経路検索機能だけでなく、由布院エリアの観光情報や見どころ、イベント情報、おすすめ店舗や観光施設などの情報を得ることできる。

JR九州と亀の井バスが連携して、交通乗車券と対象エリアの観光施設や店舗等で使える特典クーポンがセットになった「ゆふいん 1day レール&バスチケット」を販売する。JR線の由布院~別府駅間、亀の井バスの由布院駅前バスセンター~別府駅間が乗り放題で、別府タワーの入場料、別府交通センターでの食事や土産物が10%オフなどの特典も用意する。

亀の井バスで発売中の、城島高原パークの入園料がセットになった「エンジョイきっぷ」も取り扱う。城島高原パークの入園や1日のりものパス券に亀の井バス路線バス往復乗車券がセットになって、アプリ購入限定価格で大人3,000円、中高生2,500円、小人2,000円。なお、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「エンジョイきっぷ」の2月1日からの発売は見合わせる。