嵯峨野観光鉄道、旅客運賃を値上げへ 4月1日からを予定

嵯峨野観光鉄道

嵯峨野観光鉄道は、近畿運輸局長に対し、旅客運賃の上限変更に関する認可申請を行った。

新型コロナウイルスの影響を受け、これまで利用の約7割強を占めていたインバウンド需要が消失し、収支状況の改善を図る必要があるため、運賃を値上げする。営業収支率は2018年度が104.1%、2019年度が107.8%、2020年度が54.2%、2021年度は推定で51.0%となっている。2022年から2024年の合計で、現行運賃のまま運営した場合は営業収支率が71.0%だが、今回の運賃改定を行った場合、91.4%に改善する見通しだという。

改定の実施予定日は4月1日。改定率は上限運賃(大人)で39.6%。現行運賃が630円のところを880円に改定する。

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