成田国際空港、中間決算は230億円の最終赤字

成田国際空港

成田国際空港は、2022年3月期中間決算を発表した。純損益は230億円の赤字だった。

営業収益は400億円(前期比20.6%増)、営業費用は617億円(同3.4%減)、営業損失は216億円だった。

航空機の発着回数は国際線が5万回(同30.6%増)、国内線が1.5万回(同49.3%増)だった。航空旅客数は国際線が93万人(同81.3%増)、国内線が168万人(同99.5%増)だった。国際航空貨物量は128万トン(同44.5%増)となった。

東京オリンピック・パラリンピックの開催や、国内格安航空会社(LCC)の復便などにより、営業収益が増加した。航空会社やテナントに対しては、料金の減免措置も行っている。

通期業績は、670億円の最終赤字となる見通しを据え置いた。