エア・カナダ、第3四半期は6,700万カナダドルの赤字

エア・カナダ(ボーイング787-8型機)

エア・カナダは、2021年第3四半期(7月〜9月)の業績を発表した。金利・税金・減価償却前利益(EBITDA)は6,700万カナダドルの赤字となった。

売上高は21億300万カナダドルで、前年同期の約3倍に大きく増えた。営業損失は3億6,400万カナダドルとなった。貨物収入はすでに年間で10億カナダドルを突破し、記録的な業績となっている。エア・カナダ・バケーションとアエロプランも大幅に業績を改善した。

エアバスA220−300型機2機を追加購入し、2024年にも受領を予定する。当初、2020年11月に契約を修正し、購入をキャンセルしていた12機のうちの一部で、購入を再度決めた。また、ボーイング737 MAXの受領を前倒しすることも決め、年内に4機を新たに導入する。

8月に完了した資金調達により、約95億カナダドルの利用可能な流動資金のほか、未使用の約49億カナダドルの融資枠も有する。借り入れコストを低減したほか、社債の満期延長なども行っている。

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