エアキャップ、GECASの買収完了

エアキャップ・ホールディングス

エアキャップ・ホールディングスは、ゼネラル・エレクトリック(GE)からGEキャピタル・アビエーション・サービス(GECAS)の事業の買収を完了した。

これによりエアキャップ・ホールディングスは、航空機2,000機以上のほか、エンジン900基以上、ヘリコプター300機以上を保有し、世界約300の顧客にサービスを提供することになる。エアバスとボーイングにとって最大の顧客で、約450機を発注している。

エアキャップ・ホールディングスのエンガス・ケリー最高経営責任者(CEO)は、「GECASでは、航空旅行がパンデミックから回復し続けることで、航空機リースの需要が加速し続けています。エアキャップは適切なビジネスを適切な価格かつ適切なタイミングで買収しました」として、両社のチームに謝意を述べた。

ゼネラル・エレクトリックは、エアキャップ・ホールディングスの株式1億1,150万株のほか、現金約230億米ドル、社債10億米ドル相当を対価として受け取る。これにより、エアキャップ・ホールディングスの発行済株式のうち約46%を保有することになる。