ANAのエアバスA380型機「フライングホヌ」、下地島に初飛来 ”17エンド”はファンで大盛況

全日本空輸(ANA)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」が、チャーター便として下地島に飛来した。

ANAはエアバスA380型機を3機保有。1階にはエコノミークラス383席、2階にはファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス73席の計520席を配置している。通常は東京/成田〜ホノルル線に投入しているものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国内のチャーターや機内レストランとして活用している。

ANA2021便として初号機(機体記号:JA381A)を使用し、東京/成田の428番スポットを午前11時に出発し、同24分に離陸。下地島には午後2時17分に着陸、7番スポットに同23分に到着した。ANA Xが販売した、旅行商品を利用する260名と、乗員20名の計280名が搭乗した。ANAによる下地島への旅客便の運航は初めて。

下地島空港の滑走路端にある撮影スポット「17エンド」には数百人のファンが押し寄せ、早朝から待機する人もいたという。機体は北東方向から伊良部島、下地島を横切り、一周した後に滑走路17から着陸した。あす31日には機体見学会を実施し、11月1日午後にツアー客を乗せて東京/成田へ戻る。