アラスカ航空、投資ファンド設立 脱炭素化へ取り組み強化

アラスカ航空

アラスカ航空は、脱炭素化に向けた取り組みの一環として、アラスカスターベンチャーズを設立した。

初の投資に先駆け、多次元モビリティテクノロジーへの投資を手掛ける、UP.Partnersと提携した。アラスカ航空は4月に、脱炭素化に向けた5つの戦略を掲げ、2040円までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを発表した。

また、運航を最適化する人工知能と機械学習ソフトウェア「Flyways」も導入しているほか、プラスチックストローやマドラーの廃止、タッチレスやペーパーレス化、持続可能な航空燃料(SAF)の使用推進などにも積極的に取り組んでいる。

アラスカ航空のベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)は、「当社の目的を達成し、人々に愛される航空会社を作るためには、人々と環境の両方に配慮した方法で日々の業務を行う必要があります。そのために、私たちは航空業界のより持続可能な未来を築くというミッションを加速させる技術を求めています」と述べた。

UP.Partnersのサイラス・シガリ共同設立者兼マネージングパートナーは、「航空業界の未来は、創業者、資金提供者、構築者、そしてアラスカ航空のような主要なステークホルダーが協力して実現するものです。交通は社会の基盤であり、持続可能な航空に向けて業界を動かしていくためには、選択的で価値観に基づいた投資が重要です。このような使命感を持ったグループとパートナーを組めることを誇りに思います」を期待を示した。

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