小田急箱根ホールディングス、「箱根MaaS」を10月開始

観光型MaaS

小田急箱根ホールディングスは、「箱根MaaS」を10月1日から本格的に開始した。

観光情報サイト「箱根ナビ」を箱根観光プラットフォームへ大幅リニューアルし、「デジタル箱根フリーパス」や目的地で選べる「大涌谷きっぷ」や「芦ノ湖きっぷ」、車利用者をメインターゲットとした「箱根のりものパスLite」を含めた全13種類のデジタルチケットを順次発売する。

「箱根ナビ」は、箱根観光の情報ポータルサイトとして2004年7月に開設。2007年1月には他言語版を開設している。今回のリニューアルでは、箱根登山鉄道、箱根登山バス、箱根観光船、箱根ロープウェイの4社で独立していたウェブサイトを統合し、情報を一元化した。

箱根湯寮チケット2種類を除き、デジタルチケットのほか、紙チケットも販売する。現在販売中の「海賊船・ロープウェイ1日きっぷ」は、「デジタル海賊船・ロープウェイ乗り放題パス」と「海賊船・ロープウェイ乗り放題パス」にリニューアルする。

11月には箱根湯本駅から芦ノ湖を結ぶ座席定員制バス「芦ノ湖ライナー」座席券、12月からは箱根エリアの観光施設や温浴施設など全22施設が有効期間中に何度でも利用できるサブスクリプションサービス「箱根遊び放題チケット(はこチケ)」の発売を予定している。2022年3月には他言語版「箱根ナビ」のリニューアルも予定している。

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