エア・リース・コーポレーション、イタリアのITAにエアバス機31機をリース

エア・リース・コーポレーション(エアバスA350-900型機)

エア・リース・コーポレーション(ALC)は、アリタリア-イタリア航空を引き継ぐ新航空会社のITAに、エアバス機31機をリースすると発表した。

内訳は、エアバスA220型機を15機、エアバスA320neoを2機、エアバスA321neoを9機、エアバスA330-900型機を5機。これらは2022年後半から2025年初頭にかけて順次納入する。また、ITAとエアバスは、エアバスA320neoを11機、エアバスA330neoを10機、エアバスA220型機を7機の計28機を購入することで、覚書を締結している。

ITAは全体で、エアバスA350-900型機などの長距離線機材を13機、短・中距離線機材を43機のエアバス機56機をリースで導入する。

ITAのアルフレッド・アルタヴィラ会長は、「エアバス、ALCとの戦略的パートナーシップは、ITAが目標としている、運用・リースコストを大幅に削減した環境に配慮した新しい航空機の導入を実現するための事業計画をスタートさせる上で非常に重要です。エアバス社のクリスチャン・シェラーCCOとエア・リースのスティーブン・F・ウドバー=ハージ会長には、私たちの新しい航空会社の将来を信頼していただいたことに感謝します」とコメントしている。