シンガポール航空、地元企業との取り組み強化 ホーカー料理の有名店と提携など

シンガポール航空

シンガポール航空は、シンガポールブランドを世界へ紹介する「シンガポール・ショーケース(Singapore Showcase)」を開始した。

取り組みの1つとして、シンガポールのホーカー(屋台)料理の有名店と提携し、シンガポールならではの料理を提供する。文東記のチキンライスや、ビスミラービリヤニレストランのチキンダムビリヤニとソンファパクテーのほか、チューリャン・バンミー、コクキーワンタンヌードル、ビーチロードプラウンヌードルなども用意する。9月からシンガポール発の一部のフライトのうち、ファーストクラスとビジネスクラス利用者に提供する。事前予約もできる。

また、地元のメディア制作会社や配給会社と提携し、多くのシンガポールの映画やドキュメンタリー、テレビ番組、音楽などを、機内エンターテインメントシステム「クリスワールド(KrisWorld)」で提供する。

シンガポールの香水ブランド「Scent by SIX」と、バティック・モチーフに用いられている6種類の花の香りを使った独自の香り「バティックフローラバイシンガポールエアラインズ(Batik Flora by Singapore Airlines)」を開発した。10月からシンガポールのショッピングモール「ION Orchard」にあるシンガポール航空サービスセンターで導入し、チャンギ国際空港ターミナル3のシルバークリスラウンジでも使用する。リードディフューザーやピローミスト、オードトワレフレグランスとして製品化し、販売する。

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