北陸新幹線越前たけふ駅、まもなくお目見え

鉄道・運輸機構(JRTT)は、北陸新幹線越前たけふ駅の新築工事の進捗に伴い、外部足場を解体する。

越前たけふ駅は、「伝統・文化を未来につなぐシンボルとしての駅」をデザインコンセプトとして、コウノトリが飛翔する未来への道標となる駅をイメージした。中央部の天井には越前和紙の技法である「流し漉き」の動きを表現した和紙照明を設置、ホームは外観と合わせたモノトーン調で、待合室は格子戸や白壁で地域の伝統や文化を感じられるようにした。

駅本屋は約2,650平方メートル、旅客上家は約9,830平方メートル、信通機器室は約2,000平方メートルで、いずれも鉄骨造平屋建て。ホームは相対式2面4線。施工は飛島・本間・関 北陸新幹線、南越(仮称)駅新築特定建設工事共同企業体が担っている。

8月20日までの完了に向け、駅名標の設置や一部を除く駅舎中央部の外部足場解体を進める。