JTB、主力取引銀行などから総額300億円を調達

JTB

JTB(ジェイティービー)は、総額300億円の資金を調達する。

主力取引銀行であるみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の投資専門子会社であるSMBCキャピタル・パートナーズが運営するSMBCCP投資事業有限責任組合1号、日本政策投資銀行が出資するDBJ飲食・宿泊支援ファンド投資事業有限責任組合が引き受ける。

みずほ銀行と三菱UFJ銀行にそれぞれ85万株、SMBCCP投資事業有限責任組合1号へ65万株のA種優先株式を計235万株を割り当てる。また、DBJ飲食・宿泊支援ファンド投資事業有限責任組合にB種優先株式を65万株割り当てる。払込日は9月30日を予定している。

新型コロナウイルスで甚大な影響を受ける中で、アフターコロナを見据えたビジネスモデルの変革のために調達資金を充当する。具体的には、旅行や購買体験での利用者の実感価値向上を実現するデジタル投資、地域の魅力的な観光コンテンツや、地域や観光事業者を対象としたデジタルプラットフォーム、企業・法人を対象としたミーティング&イベント支援ツールやHRテックツールの開発に投資する。