KNT-CTホールディングス、4月〜6月期は64億4,200万円の最終赤字

KNT-CT ホールディングス

KNT-CTホールディングスは8月5日、2022年3月期第1四半期(2021年4月〜6月)の決算を発表した。

売上高は160億3,500万円、営業損失は74億3,100万円、経常損失は60億2,200万円となり、64億4,200万円の最終赤字となった。400億円の増資により債務超過を解消し、自己資本比率は23.1%となった。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、海外旅行や訪日旅行の催行ができない状況が続き、国内旅行も緊急事態宣言などの影響で厳しい状態が続いた。緊急事態宣言地域などへの添乗員付きツアーの催行を原則中止し、営業所の時短営業を進めた一方で、オンラインツアーやマイクロツーリズム、教育旅行などの販売に注力した。

通期業績予想は、売上高1,800億円、営業損失140億円、経常損失141億円で、最終損益は148億円の赤字を据え置いている。