日本空港ビルデング、4月〜6月期は71億2,900万円の最終赤字

羽田空港

日本空港ビルデングは8月4日、2022年3月期第1四半期(2021年4月〜6月)の決算を発表した。

売上高は119億9,200万円、営業損失は111億6,800万円、経常損失は117億1,100万円で、71億2,900万円の最終赤字となった。セグメント別でも、施設管理運営、物品販売、飲食のいずれも損失を計上した。

国内線では東京都などに3回目の緊急事態が発出されたことや、国際線では出入国制限の継続による影響を受けた。国内線の旅客数は回復傾向であるものの、2019年の同期比では70%水準だという。

通期業績予想は、売上高1,032億円、営業損失178億円、経常損失193億円で、最終損益は103億円の赤字を据え置いている。