山手線内回り、工事で池袋〜大崎間が2日間全面運休 山手貨物線経由の臨時列車で対応

山手線 E235系

JR東日本は渋谷駅の線路切り替え工事に伴い、10月23・24日の2日間、山手線内回り池袋〜渋谷〜大崎間の全列車を運休する。線路切換工事による山手線の運転見合わせとしては、1987年の同社発足後最長となる。

今般の工事では、渋谷駅の山手線内回り線路を東側(埼京線ホーム寄り)に横移動させ、内回り電車が使用する2番線ホームを拡幅する。工事期間は10月22日終電後から25日始発までの約52時間。

これに伴い、10月23日始発から24日終電まで、山手線内回りの池袋~渋谷~大崎間の全列車が運休する。大崎~東京~池袋間は日中約10分間隔と、大幅に本数を減らして運転する。また、外回り列車も大幅な本数減となる。期間中は他社線への振替輸送を行うほか、埼京線・りんかい線を増発。また、山手貨物線の線路を使用し、品川~新宿駅間の臨時列車を毎時1〜2往復運転する。

なお、天候等の影響で予定通り工事を実施できない場合は、11月19日〜22日に延期される。