東海道新幹線、終日運転見合わせ 東海道線は土砂災害の恐れ、4日も一部運休

東海道新幹線

JR東海は、沿線で土砂災害が発生している、東海道新幹線小田原〜熱海駅間で線路構造物の安全確認ができないとして、3日の終日運転を見合わせる。また、JR東日本は、土砂災害の恐れがあるため、東海道線小田原〜熱海駅間の上下線で、4日午前中まで運転を見合わせることを決めた。

活発な梅雨前線の影響で記録的な大雨が降り、東海道新幹線と東海道線が通る熱海市伊豆山地区では土石流が発生した。東海道新幹線は、小田原〜熱海駅間で線路構造物の安全確認が出来ないとして、3日の終日運転見合わせを決めた。運転中の列車は一部の列車を除いて運転を打ち切り、東京〜小田原駅間の列車を東京駅に、新大阪〜三島駅間の列車を新大阪駅に戻すことにしている。

JR東日本は、小田原〜熱海駅間で土砂災害の恐れがあることから、3日は終日運転を見合わせ、4日も午前中までの運転見合わせる。特急「踊り子」「サフィール踊り子」も4日の全列車が運休する。運転再開は状況により前後するとしている。同じく運転を見合わせていた伊東線は4日始発から運転する予定。

JR東海は、静岡県内の在来線は、熱海〜三島駅間で3日は終日運転を見合わせ、4日も熱海〜函南駅間で終日運転を見合わせることを決めた。そのほか、飯田線の一部区間でも4日始発から運転を見合わせることにしている。