ハワイ、米本土からの渡航者への事前検査や自主隔離撤廃 ワクチン接種進む

アメリカ・ハワイ州のデービッド・イゲ知事は、7月8日より、アメリカ本土からの渡航者に対する事前検査プログラムと自主隔離を免除すると発表した。

ハワイ州内での新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでおり、接種率が60%に到達することを見越したもの。また、同日以降、レストランの定員を75%に引き上げるほか、集会の人数の制限も緩和する。

アメリカ本土からの渡航者に対しても、アメリカ疾病対策センター(CDC)が発行するワクチン証明書をウェブサイト経由で提出するほか、到着時にも持参、提示することが義務付けられている。

ワクチン接種率が70%を超えた場合、日本を含むアメリカ本土以外からの渡航制限も撤廃する意向を示している。ハワイ州でワクチン接種を完了した人の割合は、6月26日時点で57%に達している。