クルーズ船「飛鳥Ⅱ」の乗船客1名がコロナ陽性 横浜に引き返しへ

飛鳥Ⅱ

郵船クルーズは、4月29日に横浜港を出発したクルーズ船「飛鳥Ⅱ」の「ゴールデンウィーク 青森・北海道クルーズ」で、乗船客1名から新型コロナウイルスの陽性反応があった。

乗船前に行っていたPCR検査に加え、乗船当日となる29日の乗船受付時にも検査を行っていた。30日午後に外部機関の検査結果が判明し、陽性がわかった。陽性の乗船客の体調は良好で、客室で隔離療養中。それ以外の乗客も客室で待機している。

当初の計画では、4月29日夕方に横浜港を出港し、5月1日に青森港、5月2日に函館港、5月3日に釧路港に入港して観光。5月4日にはクルージングとアニバーサリーディナーを楽しみ、5月5日朝に横浜港に入港する予定だった。

すでに横浜港に向けて引き返しており、所轄保健所の指示に従い、乗客の下船対応を行う。同室者以外の濃厚接触者はいないという。