巨人・ヤクルト・阪神、25日は有観客試合 緊急事態宣言対象の球場、食べ物の持ち込み不可も

プロ野球の読売巨人軍、東京ヤクルトスワローズ、阪神タイガースは、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言の対象地域に含まれる、東京ドーム、明治神宮野球場、阪神甲子園球場での25日の試合を、有観客で開催すると発表した。

スポーツイベントは原則、無観客での開催を要請されているが、「25日から直ちに無観客化・延期等を実施しないこととして差し支えないこともある」との内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長名の文書で、25日の試合については宣言発令前と同様の開催を認めている。これに伴い、25日の試合について、読売巨人軍は東京ドーム、広島東洋カープ戦を、東京ヤクルトスワローズは明治神宮野球場、中日ドラゴンズ戦を、阪神タイガースは阪神甲子園球場、横浜DeNAベイスターズ戦を、販売済の入場券をもつ観客が観戦できるようにする。なお、京セラドームを本拠地とするオリックス・バファローズは、25日は札幌ドームでの試合を予定している。

いずれの球場でも、アルコール飲料の販売を取りやめる。東京ドームでは軽食・弁当などの売店営業を全面的に取りやめ、観客は食べ物を持ち込めない。

なお、26日以降の試合の対応は、東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズは主催試合の無観客開催を決めた。読売巨人軍と阪神タイガースは未定としている。