宿泊業や旅行代理店の倒産急増 今年1〜3月、帝国データバンク調査

帝国データバンクによると、宿泊業で休廃業や解散が一転して急増していることがわかった。

今年1月から3月までの企業の休廃業や解散件数は、前年同期比9.5%減の13,512件だった。この期間では2016年以降、最も少なく、政府や金融機関による資金繰り支援や給付金などが奏功しているとみられる。倒産件数も、前年同期の2,091件から1,596件に減少している。

業種別では、7業種中5業種で前年同期を下回ったものの、業種細分類別でみると、旅館・ホテルは46件、旅行代理店は25件で、それぞれ前年同期より35.3%、78.6%増加している。