明治時代の鉄道遺構「高輪築堤」、2回目の見学会実施 先着予約制

JR東日本は、高輪ゲートウェイ駅周辺で見つかった明治時代の鉄道遺構「高輪築堤」の一般見学会を4月10日に実施する。

午前9時から午後4時まで、1回あたり30分で計14回実施。係員の誘導に従って、予め定められた順路を歩きながら見学する。電話による事前予約制で、受け付け期間は4月4日から8日までの各日午前10時から午後5時まで。定員は各回20組で1組2人まで参加可能。定員に達し次第受け付けを終了する。また、同日からYouTubeの「JR東日本公式チャンネル」でも現地映像を配信する。

高輪築堤は日本初の鉄道路線である新橋~横浜駅間の線路敷設のため、東京湾の浅瀬に構築されたもの。2019年4月に石積みの一部が出土し、昨年7月に高輪築堤の一部とみられる構造物が見つかった。同社は1月にも高輪ゲートウェイ駅北側の2街区・3街区で一般見学会を実施しており、今回見学できるのは同駅西側の4街区となっている。

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