東京オリンピック・パラリンピック、ボランティア不足か バイトや派遣社員募集も

東京2020オリンピック・パラリンピックの大会運営で、アルバイトや派遣社員の募集が行われていることがわかった。ボランティアによって大会運営を行う方針の見直しが迫られているとみられる。

一例として「【会場誘導】国際的スポーツ大会★歴史をつくる仕事をしよう!この”夏”限定のレアバイト!」と題して、複数の大手求人サイトで会場誘導のアルバイトの情報が掲載されている。時給は1,500円から1,700円で交通費は全額支給する。勤務地は新国立競技場。勤務期間は7月21日から8月9日までと8月22日から9月6日まで。ユニフォームを貸与し、勤務後には進呈するとしている。

また、別の求人サイトでは、飲食売店やラウンジのアルバイト、英語案内などの派遣社員の募集なども見られた。

オリンピックやパラリンピックの運営には、大会ボランティアや都市ボランティアなどが携わることになっており、アルバイトの募集は珍しい。ボランティアの辞退や、感染症の影響などで大会運営の戦略の見直しが迫られているとみられる。