東海道新幹線N700S、車椅子スペース拡大 6台分に

JR東海は、4月中旬以降に導入する東海道新幹線のN700Sについて、車椅子スペースを従来の2台分から6台分に拡大する。

現行のN700Sでは11号車に車椅子スペースを2台分設けているが、4月中旬以降に導入する編成ではこれを6台分に拡大する。当該編成で運転する列車は運転当日の朝にホームページで公表し、スペースの予約ができるよう準備を進める。

また、5月20日乗車分からは既設の車椅子対応座席の予約方法について、従来の電話予約に加え、EXサービスを通じたウェブ予約を試行する。対象は「のぞみ」。

バリアフリー法に基づく公共交通機関の移動等円滑化ガイドラインでは、7月以降に導入される座席定員1,001人の新幹線について、6台分以上の車椅子スペースを設けることが基準として示されている。現行のN700S(16両編成)の座席定員は1,324名。

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