ANAとJAL、日本着国際線の新規予約受付を停止 検疫強化で

ANA/JAL

全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は、海外から日本に到着する航空便の新規予約受付を停止している。

3月5日付けで政府が発表した水際対策措置に係る新たな措置で、検疫の適切な実施を確保するため、変異株流行国・地域からの航空便をはじめ、日本に到着する航空機の搭乗者数を抑制し、入国者数を管理すると発表していた。

ANAは、3月8日から21日までに日本に到着する国際線を対象に、航空券の販売を停止している。3月22日以降も同様の措置を行う可能性があるとしている。

JALは、ロンドン、パリ、フランクフルト発日本着のフライトを対象に、航空券の販売を停止している。この他の海外発日本着のJALグループ便でも、空席照会時に空席が表示されない場合もある。すでに予約済みの場合も、制限の内容により入国できない場合があるとしており、利用者自身で事前に政府発表の内容を確認するよう求めている。