北海道エアポート、道内5空港の運営事業開始

北海道エアポート

北海道エアポートは、稚内、釧路、函館、帯広、女満別の5空港の空港運営事業を、3月1日より開始した。

2020年7月以降、管理者の国土交通省、帯広市、北海道から座学訓練、実技訓練、現場OJTなど、約8か月間に渡って空港運営事業の引き継ぎを受けていた。函館は22人、釧路は21人、帯広と女満別は18人、稚内は14人体制で業務を担う。

また同日より、5空港でも着陸料等割引制度を導入する。航空会社が新規路線を開設する場合に、運航開始から4年間、段階的に割引を適用する「新規就航割引」と、対前年度増量分に対して割引を適用する「増量割引」の2種類で、新たに就航する路線では、1年目の着陸料と保安料が無料となる。

北海道エアポートは、2019年8月に設立。同年10月に管理者と実施契約を締結し、2020年1月15日より、7空港のターミナルビルの運営を開始している。すでに旭川、札幌/千歳の2空港の空港運営事業を開始しており、全7空港に拡大することになる。