KNT-CTHD、子会社2社の合併詳細を決定 MICE需要の獲得目指す

KNT-CT ホールディングス

KNT-CTホールディングスは、連結子会社の近畿日本ツーリストコーポレートビジネスとKNT-CTグローバルトラベルの合併の詳細を決定した。

2020年12月15日に両社の取締役会で合併が承認されており、同25日に契約を締結している。4月1日付けで合併が承認されている。近畿日本ツーリストコーポレートビジネスを存続会社とする吸収合併で、KNT-CTグローバルトラベルは解散する。

首都圏でMICEやスポーツ関連の団体旅行などの法人旅行事業を手掛ける近畿日本ツーリストコーポレートビジネスは、2012年9月に設立。資本金は1億円。2020年3月期の売上高は250億7,100万円、純損益は2,400万円の黒字だった。

国際会議の運営など、訪日旅行事業を手掛けるKNT-CTグローバルトラベルは、2017年6月に設立。資本金は1億円。2020年3月期の売上高は47億5,300万円、純損益は2億100万円の赤字だった。

両社の合併により、国内外のMICE需要の取り込みのほか、ワーケーションなどの新しい旅行形態、ハイブリッド型の新しいMICE運営を開発を目指す。