ウィン・リゾーツ、横浜でのIR進出を断念

アンコール・ボストンハーバー

ウィン・リゾーツは、横浜での統合型リゾート(IR)の進出を断念した。朝日新聞デジタルなどが伝えた

横浜市は1月21日、募集要項を公表しており、2月5日から5月17日まで審査書類を受け付ける。今夏頃にも設置運営事業予定者を選定する。メルコリゾーツ&エンターテインメントやセガサミーホールディングス、ギャラクシー・エンターテインメントなどが参入する意向を示している。ラスベガス・サンズも進出を見送る。

ウィン・リゾーツは、2019年12月にみなとみらい地区に拠点を設立していた。ウィン・ディベロップメントのクリス・ゴードン社長は同年11月、本誌の取材に対し、日本の参入候補地を横浜に一本化し、進出時には最大16,000人の雇用が見込めるとしていた。2020年8月には、みなとみらいの事務所を閉鎖している