京急、全席コンセント設置の新型1000系導入へ ロング・クロスシート切替も可能

京浜急行電鉄(京急)は、新型1000形を今春から導入すると発表した。内装を一新し、全座席にコンセントを装備した自動回転式シートを採用する。

内装は現行の1000形から一新し、ロングシートからクロスシートに切替可能な自動回転式シートを採用。座席指定列車や貸切イベント列車など様々な用途を想定する。シート幅は46センチで、京急では最も広い座席となる。また、乗務員室後方には固定式のクロスシートを設置。現行の1000形では廃止された前面展望席が復活する。

このほか、同社としては初めて全座席にコンセントを設置。2号車にバリアフリー対応洋式トイレ、3号車に男性用トイレを設置するなど利便性を向上する。

導入数は4両編成2本で、今春から営業運転を開始する計画。