香港、イギリスからの旅客便乗り入れ禁止 2時間以上滞在で入国禁止、21日間の強制隔離も

香港国際空港(HKG)

香港政府は、12月22日午前0時よりイギリスからの旅客便の乗り入れを停止する。イギリスで新型コロナウイルスの変異種が確認されたことによるもの。

香港居住者を含め、過去14日間にイギリスに2時間以上滞在したすべての人は、香港へのフライトへの搭乗や入国が禁止される。期間は定められていない。

また、イギリスからすでに入国した人に対しては、14日間のホテルでの強制検疫の後、7日間の在宅での強制検疫を義務付ける。関連する措置は12月22日に発効し、従わない場合には5,000香港ドルの罰金が科せられる。

香港で、12月7日から20日までの過去14日間に確認された新型コロナウイルスの完成例のうち、80件が輸入症例で、17件がイギリスから到着した人だった。多くの留学生が休暇のため帰国したことが、理由として挙げられている。