大韓航空とアシアナ航空、スルーチェックインサービス開始

大韓航空(エアバスA330-300型機)

大韓航空とアシアナ航空は、スルーチェックインサービスを12月15日より開始した。

大韓航空では、デルタ航空やエールフランス航空などの世界49社とスルーチェックインサービスを行っているものの、アシアナ航空とは行っていなかった。2019年の仁川国際空港での両社の乗り継ぎ客は約12,000名いたという。

11月16日、大韓航空はアシアナ航空を1.8兆ウォンで買収することを、韓国産業銀行が発表している。航空調査会社のOAGのレポートによると、2社の就航都市はのべ141都市で、そのうち59都市が重複しているという。ハブとなる仁川国際空港では、合併後の航空会社による路線最適化による恩恵を得られるとした。仁川国際空港は、イギリスからオーストラリアへ向かう際の迂回率は101%と最も無駄のない乗り継ぎ地点の一つで、上海を除くと中東のハブ空港より優れているという。2019年に両社は、フランクフルトやパリへ2時間以内おきに運航していたとことから、ダイヤの最適化による接続性の向上も見込めるという。

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